2017年9月23日、私 ウォリス 代表の 高岡(田中)洋子の父が亡くなり、鳥取県米子市の実家が空き家となりました。
そこから発生した空き家相続問題は、素敵な出逢いを経て、とても楽しいプロジェクトへと変化していきました。
2018年12月 小さな離れをゲストハウスにするとともに、母屋のリノベーションプロジェクト 「淀江プロジェクト」がスタートし、5月下旬に第4弾までに片付け&解体を実施し、これから作っていくフェーズに入っていきます。
淀江プロジェクトの始まり
2017年9月23日、私 ウォリス 代表の 高岡(田中)洋子の父が亡くなり、鳥取県米子市の実家が空き家となりました。
築80年以上の母屋・築40年以上の離れ・荒れた庭・田畑 を弟とともに相続した私は、相続税の申告なども経て、2018年9月に父の一周忌を迎えました。
これからこの実家をどうしていくのか・・・。
土地は固定資産税の評価額よりも低い価格でしか評価されず、また売りたいのであれば母屋の解体は必須・・・と不動産屋さんに言われた私たち姉弟は、実家の活用を考え始め、まずは離れをゲストハウスにすべく、地元の業者さんに依頼しての改修に取り掛かります。
そんな折、人を巻き込んでいく数々のとても面白い取り組みをしておられる前田文化の野崎将太さんとの出逢いがありました。野崎さんは私の実家と同じ鳥取県「浜村チーム」 の宮原翔太郎さん(様々な地域を廻りながらパーリー建築として活動した後、現在は浜村で喫茶ミラクルを作り、そこを拠点に新たな建築・コミュニティづくりにチャレンジ) とタッグを組んで、長持ちする母屋にしていく」という提案をしてくださいました。
「我々のコミュニティを作りながら行う建築は、建物との関りが出来るだけ長い方が良いと思っております。片付け時から発信を開始して、中身を一緒に考えていくのはいかがでしょうか。」
ということで、母屋の膨大な荷物の片付けから関わってくださることになりました。
第1弾 プロジェクト始動
2018年12月23日(日)
【関わってくださった方】
現場:8名 (古物鑑定別途1名)
食事準備:2名・宴参加:4名
合計:15名
第2弾 片付け第2弾
2019年1月22日(火) ~23日(水)
【関わってくださった方】
現場:8名
食事準備:1名
合計:9名
第3弾 片付け&解体
2019年3月21日(木)-23日(日)
【関わってくださった方】
現場:8名・準備宴会:2名
見学:6名
合計:16名
第4弾 壁・天井解体
2019年5月24日(金) ~26日(日)
【関わってくださった方】
現場:8名・食事準備:1名
見学・宴会:14名
合計:23名
中間報告会の開催
今回の中間報告会では、前田文化の野崎将太さん、そして野崎さんを私に紹介してくださったサハラクミコさんをお迎えして、中心で関わってくださっているメンバーの今までの取り組みをご紹介するとと共に、施主の私とともに実施した 第4弾迄の片付け&解体プロジェクト、そしてこれからのリノベーションプロジェクト計画について、参加してくださった皆様に中間報告を行いました。
淀江プロジェクト 中間報告会~施主と共に片付けからスタート~
当日、参加してくださったのは、ゲストスピーカーの2名を含めて10名。ご自身も空き家問題を抱えている方、物件を使って面白いコミュニティづくりをされている方、リノベーションに興味のある方・・・など様々な方が参加してくださいました。
前半は、前田文化 野崎将太さんの手掛けられたプロジェクトの数々・そして一緒に淀江プロジェクトに関わってくださっているパーリー建築・喫茶ミラクルの宮原翔太郎さんやサハラクミコさんのご紹介などをしていただきました。
そして、後半は、私が数日前に淀江に帰ったときに買ってきた鳥取の名産品ののどぐろやしじみ、あご焼きや豆腐竹輪・・・の他に、実家の畑で採れた大量の玉葱を使った料理を食べながら、私が空き家問題が発生してからプロジェクト始動迄の経緯、そして第4弾迄のプロジェクトの報告を行いました。
報告の後も時間のある方は残って、空き家問題からリノベーション、そしてラジオの話から地域コミュニティの形成の話など、いろんな話に花が咲きました。
次回、淀江プロジェクトの第5弾は、7月上旬に実施する予定なのですが、今回参加してくださったBBQインストラクターの山本正勝さんがもしかしたら来れるかも!?ということで、淀江プロジェクトでスペシャルBBQができるかもしれません!
また第5弾が終わった後、ウォリスライフキャリアサロン”えん”でまた報告会を実施したいと思っています。
どうぞお楽しみに!
野崎さん、サハラさん、参加してくださった皆様、ありがとうございました!